麦茶の歴史
麦茶は、平安時代から室町時代までは貴族に飲まれていました。その後、戦国時代から武将も麦茶を飲むようになり、江戸時代には屋台の「麦湯売り」が流行るようになりました。麦湯売りの屋台には食事もなくただ麦湯(麦茶)を4文で売っていただけでしたが大流行したそうです。大麦の収穫時期は初夏です。獲れたての新麦を炒ったものが美味しいので麦湯(麦茶)は夏の飲料として親しまれてきました。江戸時代末期から明治時代に入ると、庶民の家庭でも炒り麦が飲用されるようになりました。
冷たい麦茶の歴史は浅い
昭和30年代に冷蔵庫が普及し、飲み物を冷やして飲む習慣が生まれました。そこから麦茶という商品も売られ始めました。昭和40年代のは日本全国で麦茶の名称が一般的に浸透してきました。麦茶という名称になる前の太平洋戦争前は、東日本では六条大麦を使用して麦湯と呼ばれていました。西日本では裸大麦を使用して麦茶と呼ばれていました。麦茶のティーバックが発売されたのは昭和38年でこの頃は、煮出しで飲むタイプのティーバックでした。水出しタイプの麦茶が発売されたのは昭和40年です。それまで麦茶は煮出して飲むお茶だったのです。昭和53年には大手食品メーカーが麦茶市場に参入して冷水用と煮出し用のティーバック麦茶を販売しました。1980年代には缶やペットボトル入りの麦茶が販売され、それにより麦茶の市場は拡大しました。その後、ポーションタイプ(濃縮液)の麦茶も販売されました。
美味しい麦茶を飲みたいなら煮出すべき?
今現在、家庭で麦茶を作るとなるとティーバックタイプのものやポーションを使って手軽に麦茶を作ることができます。しかし、粒状の麦茶と比べて香ばしさ、うまみ、香りが落ちています。残念ながら近年では水出しタイプの麦茶やペットボトル入りの麦茶が主流となっています。
最近では、昔ながらの煮出し麦茶の味や香りが見直されてきています。その理由は、しっかりと時間をかけて煮出した麦茶の味は水出しのものよりもひと味もふた味も違うからです。お手軽な水出しパックに比べると煮出した麦茶は香ばしさは60%増し、うまみは17パーセント増、香りは3倍も増えているとデータもあるほどなのです。特に粒を砕かない丸粒タイプの麦茶は雑味が出にくく、美しく澄んだ水色です。
麦茶が夏に飲まれる理由
麦茶には体温を下げる作用があるので暑い夏場には最適な飲み物です。熱中症で体温が上がった時や夏バテで水分が不足した時にも麦茶は効果的です。それはビタミンやミネラルがバランスよく含まれているからです。緑茶や烏龍茶には体の熱を取る効果はありません。麦茶はノンカフェイン、ノンカロリーで赤ちゃんからお年寄りまで安心して飲めるお茶です。
麦茶で健康に!アンチエイジングも!
麦茶には現代人に不足しがちな食物繊維、ビタミン、ミネラルなどの成分がバランスよく含まれています。生活習慣病を予防するしたり、老化の元(活性化酸素)を取り除いてくれる抗酸化作用もあります。なので、麦茶を飲む習慣をつければアンチエイジングに健康的な体作りができることになります。
🍵本日のこまっ茶🍵
アップルマンゴ―麦茶です🥭
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こちらは水出し用の麦茶でティーバックになっています。ティーバック1つで1リットルの麦茶が作れます。国産の大麦、はだか麦で作られています。
茶葉の香り
茶葉の香りは、甘いマンゴーの香りと麦茶の香ばしい香りが合わさった香りがします。水1リットルに対してティーバック1つを入れ、2~3時間冷蔵庫に入れておけば完成です。
水色はこのような感じです👇
飲んだ感想
飲むと、マンゴーのトロッとしたような感じが感じられました。水出しした麦茶は茶葉の時に比べてマンゴーの香りが薄くなったかな?と思いました。口に入れて飲むまでは普通の麦茶と変わりはないのですが、飲んだ後にマンゴーの風味を感じられました。
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