フレーバーティーに三温糖？
フレーバーティーはお好きですか？こまっ茶のブログを読んでいらっしゃる方はおそらくフレーバーティーがお好きな方だと思っています！先日、紅茶に合う砂糖を紹介しました。
その記事に関しましてはこちら⇩をご覧下さい。
あなたは紅茶に何を入れますか？上白糖とグラニュー糖で紅茶の味が変わる！？紅茶におすすめの甘味って何？ http://komatca0715.com/2020/07/01/あなたは紅茶に何を入れますか%ef%bc%9f上白糖とグラニ/
その記事では、紅茶にはグラニュー糖が合うという結論になりましたが、フレーバーティーには三温糖が合うんだそうです。前回の記事をご覧になった方は話が違くない？と思いますよね。グラニュー糖は紅茶の香りや味を邪魔しないので紅茶に合うとお伝えしたのに。それが逆転の発想といいますか、人間の味覚は、雑味が加わるとで甘みを強く感じられるそうです。そのことから純度が高いグラニュー糖は淡泊な甘み。純度の低い三温糖はコクのある甘さとなります。実際、フレーバーティーで有名な紅茶専門店のムレスナティーでも三温糖をおすすめしています。自然な味わいと深みのある三温糖を加えることで優しい香りはそのままでフレーバーティー本来の味を引き立ててくれるとか。三温糖の雑味が加わることで一番引き立たせたいフレーバーティーの香りを引き立たせるためなのでしょうか？この後実際にグラニュー糖と三温糖とで飲み比べをしたいと思います。
三温糖ってどんな砂糖？
三温糖（さんおんとう）とはどんな砂糖なのでしょうか？三温糖は、上白糖やグラニュー糖よりも高級品の砂糖です。元々は、砂糖の汁を三度煮詰めて作る砂糖ということから三温糖といわれていました。実際、精糖工場ではグラニュー糖や上白糖を製造する時に煎糖（せんとう）した後の蜜を材料にして三温糖を作ります。
煎糖とは、糖液をぐつぐつ煮詰めていって水分を飛ばし、糖を結晶化させることで砂糖の結晶と残りの液（蜜）ができます。この蜜には、色素やその他の不純物が多く含まれています。これをさらに煎糖した三温糖の製品は黄褐色で純度も低くなります。なので上白糖よりも水分は多くなります。三温糖の見た目は黒砂糖にし少しにているので黒砂糖に似た製法を思われるかもしれませんが、三温糖は文蜜糖（遠心分離法などで砂糖の結晶と蜜を分離したもの）であるので黒砂糖とは異なる砂糖です。三温糖にはごく微量ですがミネラルが含まれているのでコクのある甘さを出し、独特の風味を持っています。
実際に三温糖とグラニュー糖を飲み比べてみた
実際にフレーバーティーを三温糖、グラニュー糖で飲み比べてみました。同じ条件になるように１５０ｍｌに小さじ１杯ずつすりきりで入れました。
今回使用したフレーバーティーはブルーベリーフレーバーの紅茶です。こちらは茶葉の時はブルーベリーの甘い香りが強く香るのですが、実際にお湯を注いで飲むとフレーバーを感じられないのです。
水色：それぞれ水色を見比べてみると、写真では分かりずらいのですが、三温糖を入れた方は水色が若干濃くなっていました。
香り：香りはストレート、三温糖、グラニュー糖どれも遜色がないような気がしました。
味：ストレートは飲むとフレーバーを感じられず渋みがあり後味も舌に紅茶の渋みが残ります。グラニュー糖は軽い飲み口ですっきりとした甘さですが、少し渋みもあります。こちらはストレートよりかはブルーベリーのフレーバーを感じられました。
三温糖は、飲み口はグラニュー糖に比べてコクがあるのですが喉が渇くようなくどい甘さではありません。ストレート、グラニュー糖で感じた渋みは三温糖が一番渋みが少なかったです。先に紅茶の風味がして渋みがあり、後味がブルーベリーのフレーバーを一番強く感じられました。その違いはストレートと飲み比べると全く違いました。大げさかもしれませんが、ストレートはノンフレーバーの渋みのあるストレートの紅茶の味。三温糖はコクのある甘さだけと飲みやすくブルーベリーフレーバーの紅茶です。元々この紅茶は香りはいいのに飲むとあまりフレーバーを感じられないのでブルーベリーのフレーバーを楽しめないなぁと思っていたのですが三温糖によってブルーベリーのフレーバーを美味しく感じることができました。紅茶のフレーバーティーは三温糖で飲む！と決めました(笑)
🍵本日のこまっ茶🍵
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茶葉の香り
ブルーベリーの香りが甘く、さわやかに香ります。
水色はこのような感じです👇
飲んだ感想
飲むと紅茶の風味がきて渋みがあります。その後にほんのり口の中にブルーベリーのフレーバーを感じられます。沸騰したお湯で淹れてお砂糖を加えても少し渋みがありましたのでストレートだっと結構渋みがあります。
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