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眠気覚ましやダイエットにもなるカフェイン。実は日本では1日のカフェインの摂取量が決まっていない!?カフェインってどのくらい摂取してもいいの?

緑茶

眠気覚ましに重宝されているカフェイン

仕事中や日中に眠くなるとコーヒーやカフェインが含まれている飲料を飲んだりしませんか?緑茶にもカフェインが含まれていて江戸時代から重宝されていました。江戸時代、緑茶は飲むと目が覚めることから「目覚まし草」と呼ばれていました。学生は勉強に励む時、僧侶は座禅や瞑想をする時に緑茶を飲むことがあったそうです。僧侶は、就業中は睡眠時間を短くするので座禅中に眠気が襲ってくることもありました。そんな時に緑茶のカフェインの効果が眠気覚ましに重宝されていました。座禅中の集中力や緊張感を維持するために緑茶が活用されてきました。カフェインは、渋みのカテキン、甘みと旨みのテアニンと並ぶりょくちゃの三大成分です。カフェインは、緑茶に苦みを生み出してくれる大切な成分です。カフェインは、緑茶をはじめ、コーヒーやコーラなど様々な飲料や食品の歴史に登場しています。

カフェインの効果

カフェインの主な効果として挙げられるのは、覚醒作用と利尿作用です。中枢神経を刺激し、頭が冴え、集中力を高める効果があります。江戸時代の僧侶たちもこのカフェインの覚醒作用に注目し、眠気覚ましとして緑茶を口にしていました。また、カフェインが交感神経を刺激することで腎臓の血管が拡張します。そうすると、血液の流れがよくなり、尿の生成量が増え排尿の量が回数が増加するのです。利尿作用のメリットとしては、体の老廃物が排出されやすくなるのでデトックス効果を発揮します。デットクス効果は健康や美容にプラスに働くこともあります。その一方で、尿量増加でトイレに行く回数が増えるというデメリットもあります。カフェインはこのような効果が注目され、医薬品として処方もされています。その他にも食品添加物(苦味料)として嗜好性を改善したり、食欲を増進させるためにも用いられています。

カフェインの摂取量の目安

日本では、明確なカフェインの摂取量の目安は公表されていません。内閣府の「食品安全委員会」はカフェインの摂取量について以下のようにコメントを発表しています。

「日常的にお茶を飲む時は、習慣的に適量を飲んでいるものです。この場合、カフェインの過剰摂取で有害な影響が現れることはまずありません。カフェインに対する感受性は個人差が大きいため、健康に及ぼす影響を正確に評価するのは難しく、日本ではカフェインの一日摂取量許容量の目安は設定されていないのです。」

日本では明確なカフェインの摂取量の目安は公表されていませんが、カナダやオーストリアなどの一部の国や国際機関ではカフェインのリスクが高いとされる妊婦さんや子供に対して摂取せしても問題のない量の目安を設定しています。

カナダ保健省は、12歳以下の子供に対するカフェインの1日の最高推奨摂取量を2.5㎎/kg体重と定めています、これは平均体重から換算すると、4~6歳児でカフェイン45㎎、7~9歳児で62.5mg、10~12歳児で85mgとなります。この基準に基づくと、子供がコップ1杯の玉露やコーヒーを飲むと1日の摂取量の目安を超えてしまいます。妊婦さんの1日の最高推奨摂取量は300mgでコーヒーカップ2杯分に相当します。その他の健康な成人は400~450mgが望ましいといわれています。

※1日の摂取許容量とは、ヒトがある物質を一生涯にわたって毎日摂取し続けても健康への悪影響がないとされる1日当たりの摂取量のことです。

緑茶に含まれているカフェイン量

緑茶はコーヒーに比べるとカフェインの量は少なめですが、煎茶や紅茶、玉露といったお茶の種類、さらには茶葉の摘採時期によってもカフェインの量は変わっていきます。カフェインは、チャノキの上部になる新芽に多く含まれています。日光に当たり、葉が成長するのに合わせてカフェインは減少していきます。新茶や初夏の二番茶などのお茶の摘採時期において、早い日に摘まれたお茶の方がカフェイン量は多くなるということです。一方、日光を遮ることで葉に含まれるカフェイン量は増加します。茶畑に覆いをして栽培する玉露や抹茶の原料となる碾茶は、日光を浴びて成長する煎茶よりもカフェインの量は多くなります。

煎茶100mlあたり20mgのカフェイン量に対して、玉露100mlあたり160㎎と煎茶の8倍もの亮のカフェインが含まれています。

玉露は、一般的に上級と言われているお茶です。お茶の価格が高いほど若くて柔らかい芽を沢山含んでいるのでカフェインの量は多くなります。また、抽出時にお湯の温度を高めにし、抽出時間を長くするほどカフェインが多くお湯に抽出されます。

🍵本日のこまっ茶🍵

グレープフルーツです🍵

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こちらは、緑茶にグレープフルーツのフレーバーがついているお茶になります。

茶葉の香り

茶葉の香りは、グレープフルーツの爽やかな香りの中に緑茶の香りもほんのりと香ります。 茶葉にグレープフルーツの皮が入っています。 茶葉の時点ではグレープフルーツの香りの方が強く香ります。お湯を注ぐと緑茶の香りが先に広がりました。

水色はこのような感じです👇

飲んだ感想

お茶になると緑茶の香りの方が強くなってグレープフルーツの香りは茶葉の時よりも弱く感じました。ですが、飲むとグレープフルーツの苦みを感じます。グレープフルーツの風味がしてその後に緑茶の風味がします。後味はグレープフルーツの皮の苦みや風味が口に残りますが爽やかなのでいつまでも口に残らず嫌な感じではありません。かえってこの苦みが緑茶を飲んでいる感やグレープフルーツの風味を強く感じられて美味しいです。


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